給湯ラインなどで使用されるラインポンプですが、故障した場合に、メーカー在庫切れで交換に日数がかかるといったことがあります。
そんな時には別メーカーのものを選定してみてはいかがでしょうか。 続きを読む ラインポンプの互換一覧 60Hz 2014年
「ポンプコラム」カテゴリーアーカイブ
ラインポンプの互換一覧 50Hz 2014年
給湯ラインなどで使用されるラインポンプですが、故障した場合に、メーカー在庫切れで交換に日数がかかるといったことがあります。
そんな時には別メーカーのものを選定してみてはいかがでしょうか。 続きを読む ラインポンプの互換一覧 50Hz 2014年
荏原製作所 エバラフレッシャー3100 制御盤 2012年製
エバラ フレッシャー3100の制御盤の説明を記載します。
- 制御盤型式
- IBTF22.2
- 電源
- 3相 200V
- 出力
- 2.2kW×2
- 製造
- 2012年
外観
正面
制御盤本体は焼付の鋼板でしっかりした作りです。
正面より

受水槽切換え方法について

運転方法について

操作パネルと エラーコード一覧表

操作パネルはシンプルです。
LEDによる4ケタ表示(電流値などの表示)+1ケタ表示(ポンプ号機表示)
工事中はパネルのスライドスイッチで運転不可とします。通常は運転可です。
通常時は
- 「自動」が点灯
- NO.1、No.2の「運転」が点滅(運転待機中)もしくは点灯(運転中)
です。
「停止」が点灯している場合は該当するポンプは運転がかかりません、「停止」が点滅の場合は故障ですので注意が必要です。
隣には異常時のエラーコード一覧が記載されています。写真は制御盤更新用のものなので、すべての方式毎のエラーコード一覧表が記載されています。
側面 背面
制御盤内部
漏電ブレーカ
インバータ

運転中はポンプの電源周波数値を40.00~60.00Hz付近の値で表示します。
ブレーカが落ちている場合はインバータに数値がでず、盤面に*E07表示(インバータ通信エラー。*はポンプの号機)として表示されます。
電源接続用の端子
操作電源スイッチとヒューズ
ACリアクトル
写真は2.2kw*2。高調波を抑制し力率改善を行うためにあります。

ノイズフィルター
電源基板
電源基板
FR3-POW こちらは別の制御盤についていたバージョン違いの基板

CPU&液面基板
I/O基板
端子台
左下のA1~A6、B9~B14端子は電動機関連の運転と故障表示用端子
右下のFG,R,Sは電源基板と接続、CV~RRは流入電磁弁関連 B1~B8は水槽水位警報関連
電磁弁用の回路を給水ポンプユニットに内蔵となっています。
右上のE11~E43までは水槽の電極関連のもの
操作表示基板
制御盤配線図
給水ポンプユニットの凍結
荏原製作所 エバラフレッシャー1000 制御盤 2011年製
荏原製作所の給水ポンプユニットフレッシャー1000の3.7kW用の制御盤IRLM23.7です。

上部には操作上の注意、エラーコードなどが記載されています。

背面には制御盤の型番が書いてあります。

手前下方のねじを緩めて両側の爪を浮かせながら手前に引っ張るとカバーは取外しできます。

RST端子の裏側には制御用の電圧変換トランスがあります。

制御基板の裏側には電磁接触器(春日電機:MUF-18)、その下にCT(カレントトランス:電流値測定用)があります。
特殊仕様でSSC(ソリッドステートコンタクタ)も選択できます。

操作パネルを固定している4本のねじを外し、端子から配線を引抜くと、操作表示パネル(KP521)を取り外せます。

警報用のブザーがついてます。
KP521を取り外すと基板(KP520)があります。これが制御基板です。

下側には左からヒーター用電源端子、制御盤の主電源ON/OFFスイッチ、上段が警報端子、下段が水位電極端子です。

上部中央には強制運転スイッチがあります。
制御盤の故障により表面のスイッチで運転がかけられない場合はこれを強制にします。
No.1ポンプの強制運転ができます。
コネクタは圧力センサー、流量センサー、温度センサーなどが配線されます。

通常はスイッチを下向きの「通常」にセットしています。
加圧給水ポンプユニットの選び方 2009年度版
給水ポンプにはいろいろな種類がありますがここでは、中小規模マンション(3階以上)施設向けの商品をご紹介します。
最近は直結増圧給水(水道本管から受水槽を設けず直接各世帯に給水する)方式も増えてきていますが、まだまだ主流は加圧給水ポンプと思います。
加圧給水ポンプユニットの制御方式による長所と短所
加圧給水ポンプユニットにはポンプの運転制御方式の違いにより主に下記種類に分類されます。
| ポンプの種類 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 定圧給水ポンプ | 設置コストが安い | 蛇口での水圧変化が大きい |
| 減圧弁方式(吐出し圧力一定) 給水ポンプ |
蛇口での水圧変化は比較的少なめ | 減圧弁のメンテナンスが必要 |
| インバータ制御(推定末端圧力一定) 給水ポンプ |
蛇口での水圧変化が小さい 使用水量によりモータの回転数を変化させる為、電気省エネ効果がある。 |
設置コストが高い インバータのメンテナンスが必要 |
現在は省エネ効果も高いため、「インバータ制御給水ポンプユニット」が主力です。
加圧給水ポンプユニットのメーカー別特徴
主要メーカーのポンプとその特徴です。製品はそれぞれインバータ制御給水ポンプユニットです。(50音順)
| 外観/メーカー名/機種名 | 特徴 |
|---|---|
![]() 荏原製作所 フレッシャー3100 |
ノイズフィルタ、ACリアクトルを標準で装備 |
![]() 川本製作所 ポンパーKF2 |
高さが低い |
![]() テラル NX-VFC |
設置面積が小さく、狭小スペースに収めやすい。 |
表ではメーカー間での機能の違いを記載しましたが、標準装備でなくてもオプションで用意されている機能などもありメーカー間での差はあまりないように思います。
次にメーカー毎に数値的な違いを比較します。
製品は吸込口径50、モーター2.2kw、自動交互運転のものです。(寸法については別途メンテナンススペース・屋外カバースペースを考慮にいれることがが必要です)
| メーカー名/品番 | 重量(kg) | 奥行(mm) | 幅(mm) | 高さ(mm) | 標準仕様 (L/min) (m) |
吐出揚程設定範囲(m) | 騒音値 (dB(A)) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 荏原製作所 50BNAMD2.2A |
119 | 555 | 780 | 548 | 376L/min 20m | 20〜32 | 56 |
| 川本製作所 KF2-50A2.2 |
141 | 535 | 910 | 520 | 225L/min 32m | 20〜32 | 52~54 |
| テラル NX-VFC502-2.2D |
97 | 662 | 560 | 575 | 300L/min 27m | 18〜42 | 56 |
機能としては荏原製作所、騒音の少なさは川本製作所、小型軽量のテラルという印象があります。
工事の際は設置スペースにより制御盤の向きなども考慮する必要があります。
下記の記事もご参照ください。
給水ポンプの選び方 2009年度版
https://pump-pro.acquainc.com/2008/12/2009
給水ポンプの選び方 2014年度版
https://pump.acquainc.com/archives/2510
2012/12/4 記事変更、加筆






















