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※現在メーカーが倒産したためこの商品はありません。
給水ポンプには通常「圧力タンク」というものが付いています。アキュムレーターと呼ぶこともあります。
この、圧力タンクというのは中にゴム風船が入っている様な構造になっていてます。(このゴム風船を「プラダ」といいます)
上の注入口から空気を補充しておいて、定めた圧力にしておきます。(車のタイヤと同じ感じです)
この空気圧は6ヶ月に1度の点検がメーカーから指針としてでています。
そして、ポンプが起動した時に急激に水圧が変動しないようタンク内で吸収しています。
ところがこれが曲者で、このゴムが破損するといろいろな不具合を併発します。
故障するとポンプの起動停止が頻繁になり(チャタリングといいます)、マグネットスイッチ・モーターに負担がかかり、起動停止に伴う音もうるさいです。
また、水栓での圧力変動も大きくなります。
寿命としては、3年(かなり短いですが実際にあります)〜7年ぐらいで破損する事が多く
大型の圧力タンクほど交換費用も高くなります。(下の写真のものは定価で10万くらいします)
※荏原製の39Lの圧力タンクは小型の10L圧力タンクを3連並べて(写真下)使用する方式となりました。3個に分かれているのでリスクヘッジができていると言えるでしょう。
ところが、そんな圧力タンクなどいらない給水ポンプがあります。
これがその圧力タンクレス給水ポンプ!!
佐山製作所の商品です
圧力タンクレスによるメリットはいっぱいあります。
- メリット
- 圧力タンクが故障しない。(あたりまえですが重要な事です)
- 省スペース(結構な省スペースになると思います)
- 圧力タンクレス化に伴い、常にポンプを運転している為レスポンスが良い
- デメリット
- 圧力タンクレス化に伴い、常にポンプを運転している為電気代がかかる(1.6kwのもので年間1000円くらい)
- インバーターの水冷化
- モーターの水冷化
- 省スペース
これは荏原でもやっていますが、空冷方式だとファンの寿命により(2.5万時間くらい)ファンが故障するとすぐにインバーターも故障しますので、良さそうな方式です。
モーターを水冷とすることで、モーター音も抑えています。
また、装置が縦型で省スペースに作られているので、設置場所が限られた都市部のビル・マンションなどでも有効に使えそうです。
※現在メーカーが倒産したためこの商品はありません。
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