荏原 40PNAME2.2 増圧給水ポンプ インバータ交換


google 広告


増圧給水ポンプのエラーEr2に伴い、インバータ交換を実施いたしました。
※修理はメーカ対応となりますのでメーカーへ直接ご相談ください。

概要

作業内容
インバータ交換
断水時間
2時間程度

荏原製作所 40PNAME2.2

2005年頃のモデルです。
荏原製作所 40PNAME2.2

インバータとは

インバータは使用水量に応じてポンプの回転数を変化させる制御機器です。故障すると該当するポンプを運転させることができません。ポンプ、インバータ共に2台づつありますので、1台が故障してももう一台で運転することが可能です。

インバータケース

インバータケース
ポンプの上にあるケース内にインバータが2台収納されています。ポンプの冷却ファンでインバータ冷却を行う方式は荏原製作所独特のもの。一般的にはインバータにも冷却ファンを必要とします。ケースをスライドさせるとインバータ交換をすることができます。

交換前

インバータ交換前

交換後

片側のみ交換後。
インバータ交換後

インバータ新旧比較

写真左 新インバータ 東芝 VFE11-2030UA-A31(RA2)
写真右 旧インバータ 三菱電機 CM30MD-12H
新旧インバータ

まとめ

 新旧比較しますとだいぶ小型化されています。またインバータメーカーも変更されています。一般的には10年程度でインバータは故障というよりは寿命を迎える部品です。ですのでできれば同時に2台とも交換した方が安心ですし工賃もかさみません。通信線も同時に変更が必要となります。コンデンサもサイズを比較すると1600μFから470μF×3個と容量が小さくなっています。
※修理はメーカ対応となりますのでメーカーへ直接ご相談ください。


google 広告