水圧が弱いので加圧ポンプを設置したい


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質問 水圧が弱いので加圧ポンプを設置したい

シャワーの水圧が弱いので加圧ポンプを設置できないか教えて欲しい

回答 配管の閉塞など確認をしてください。

一般的には支障が無いよう設計施工されているはずで水圧が弱いということは無いはずです。
配管閉塞

しかしながら経年経過により配管内のサビこぶを肥大化し閉塞していると水量がでず水圧が弱くなっている場合があります。
また、リフォームにより当初と異なるような配管、水栓数、使用状況となったが故に水量が足りなくなることがあります。
この場合は抜本的に配管径・水槽設置・ポンプ設置などの追加変更が必要になってきます。

状況別にまとめてみました。

リフォームした当初から弱い。

施工業者にどのような計画水量(同時使用水量)で施工したのか確認。
もとの設計自体が過小だった可能性があります。
経路配管の口径を確認。加圧給水ポンプ方式の場合は機種名・水量・揚程も確認
この場合は施工したリフォーム会社に責任を持って施工してもらいましょう。

水道本管直結だが水圧が弱い

配管サビなどによる閉塞の可能性があります。

シャワーだけ弱い

シャワーが節水用となっている場合があります。ホース内部が2経路になっていたりシャワーヘッドが節水用になっていたりする場合があります。
混合水栓からシャワーホースを外し水量が出るようであれば通常のシャワーホースセットに交換すると良いでしょう。

ストレーナの詰り

水道メータ、風呂混合水栓、トイレなどにはストレーナがあり詰まっている場合があります。

30年以上経過している建物

配管サビなどによる閉塞の可能性があります。

屋上に水槽がある場合

屋上の水槽との高低差および高置水槽がある建物は古い場合が多いことから配管閉塞の可能性が高いです。
各戸減圧弁の故障やストレーナの詰りなども考えられます。
それらが問題ない場合は上層階用に加圧給水ポンプを導入する方法が検討できますが、1世帯でも配管工事+ポンプ設置工事などで20万円以上はかかり、電気の引き込みが必要であればさらにコストがかかります。
マンションの場合は、一部屋にポンプをつけると、隣接部屋に水圧の影響が出る場合があります。
共有部の問題となるので管理組合からの依頼が必要です。

直結増圧給水に切替や1階の受水槽からの加圧給水方式に切替などの手法も検討可能です。

まとめ

このような水圧が弱い場合に明らかに現在設置してあるポンプの問題であれば対応可能ですが
配管を含めたものの場合は調査が必要となり近隣以外では辞退させていただく場合があります。
またポンプを設置するにしても電気工事+配管工事+ポンプ設置工事など必要となり30万円以上かかることが想定されます。
メールでご相談いただく分には無料ですのでよろしくお願いいたします。


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