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旧型の40BIRMD51.5Aのポンプの操作をしてみます。この制御盤は設定圧とブザー警報の鳴る時間が変更できます。
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吐出圧力の表示切替
この状態は停止状態です。運転を押すと自動交互運転になります。写真の状態では一切水圧がかかっていませんので吐出圧力も0.0mと表示されています。
【表示切替】を押すと水圧の単位がmとMPaと切替わります。もし建物の高さと同じ程度のm以下になっている場合(例えば3階建の場合3m×3階=9m以下)はポンプが自動運転していない異常状態と考えられます。
始動圧力の設定変更
【停止】スイッチを押し【始動圧力】スイッチを長押し(長押し中は(ピーピーピー音が断続的になります。)すると始動圧力の設定モードになり、現在の始動圧力の表示になります。
右側の矢印上下キーで変更したあと再度【始動圧力】スイッチを長押しすると(長押し中はピーピーピの断続音)設定完了(長いピー音が継続します)です。
同様の方法で警報ブザーの鳴る時間を設定できます。長時間鳴って困る場合は短めの時間に設定します。
ポンプを片側停止させる場合
【停止】を長押した後【ポンプ選択】を押すことで交互、No.1、No.2とポンプ運転の号機切替を行うことができます。例えば1号機が故障しているときは、交互をNo.2に切替えNo.1を運転しないように停止させておきます。
手動運転に切り替える場合
手動運転とする場合は、【停止】を長押ししたあと【運転モード】を押し自動、試験と切替わりますので試験とします。
【ポンプ選択】を押し運転を希望する号機に変更します。準備ができましたら、右上のスイッチが運転可になっているのを確認した後、【運転】ボタンを押すと運転を開始します。止めるときは【停止】ボタンを押します。
水を使用していない状態で試験運転を放置しますと、ポンプが過熱し故障や事故となりますので、建物内の蛇口で水を決められた水量出すようにしてください。
まとめ
普段操作を行う場合は右上の運転可・不可スイッチは運転可のまま操作しますが、断水時間中、修理中、長時間停めて置く場合は運転不可に切り替えると安心です。表示切替ボタンを押しても故障したり、止まったりすることは無いので遠慮なく押してみて操作になれると良いかと思います。停止ボタンはポンプが止まってしまいますので通常は押しません。間違えて停止ボタンを押してしまった場合は運転ボタンを押して復帰させましょう。
警報が鳴った場合は【ブザー入切】を押しブザーだけ停めておきます。故障の原因が判明した後に【警報解除】を押します。修理の際、先に警報解除をしてしまうと、故障原因がつかめなくなる場合があります。
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