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テラル 直結給水ブースターポンプ MC5型を紹介します。
コンテンツ
概要
- 機名
- MC5-4040-2.2D
- 製造年
- 2019年
- 標準仕様 水量-揚程
- 200L/min-56m
- 増圧設定範囲
- 24~73m
- 寸法
- 高さ1250mm 幅851mm 奥行292mm
- 重量
- 124kg
外観
正面から見て左面側の取出し用穴です。右側側面にも同様に穴があります。上側から
- 吐出し配管用穴 Ф80mm
- 吸込み配管用穴 Ф80mm
- 電線引き出し用穴 Ф32mm
- 電線引き出し用穴 Ф22mm
タキゲンの0062番キーです。鍵を開けた後に取手を手前に引けばパネルを外せます。写真は閉錠した状態のものです。
ユニット機器
フロントパネル裏面には吸音材が貼っており消音、共振防止対策が施されています。
ポンプ
永久磁石モータを採用し8極により高速回転し高能力、小型化を図っています。
補器類
型番末尾の1.9はこのユニットの圧力タンク初期封入圧です。
交換時にはDPT-10のみで手配を行い、現場の水圧にあった空気圧を封入します。
圧力タンクの購入は下記からどうぞ
テラル 圧力タンク DPT-10 ET8.5-10-50P ポンプショップアクア
https://pump.shop-pro.jp/?pid=67623824
タブチ製の逆流防止器です。
バルブ
1台のポンプにつき1個のバルブがついていますが、1個のバルブで吸込み、吐出しの両方を同時に開閉できます。省スペース化を図っています。
圧力タンク点検時にはこの三方弁のレバーを横向きにし圧力タンク内の水を排水します。排水を終えたら圧力タンクの内圧を点検します。点検後は三方弁を縦向きにし終了です。
制御盤
制御盤を手前にひきだします。特に固定されていないので電源ケーブルの配置によっては勝手に手前に出てきてしまうことがあります。
このような感じで引き出せます。
圧力センサーとフロースイッチ
ポンプ吐出し側の圧力センサーとフロースイッチです。
右側のフロースイッチで水流の有無を検出しています。左側のセンサーが圧力センサーです。
温度センサー
ポンプの温度を検出し、高温の場合はポンプを止めて異常警報を発報します。
ユニット扉錠
テラルの場合はユニットの種類によって鍵が異なりますが本ユニットは0062-Hタイプが付属しますが いわゆる錨錠のタイプ0060でも開錠できます。
まとめ
MC5型は2015年に発売されました。MC4型(2007年発売)の後継機です。形状が異なり寸法に互換性は無い為、工事には注意が必要です。文字が出る液晶表示となりメンテナンス性、視認性が向上しています。また各部かなりの軽量化が図られ、ユニット下部空間が広くなり施工性が向上しています。階段搬入があるような現場では軽量のため、MC5を選定することが多いかと思います。
関連リンク
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