荏原 KP511 操作パネル

荏原 40BDRME52.2 F58 高置水槽仕様


google 広告


荏原製作所 フレッシャー1000 40BDRME52.2 特殊仕様 F58 高置水槽方式・受水槽/高置水槽用個別警報端子付 を紹介します

概要

  • ユニット型式 40BDRME52.2 F58
  • 発売時期 2023年
  • 給水量 228L/min
  • 全揚程 29m
  • 電動機出力 2.2kW

外観

40BDRME52.2 F58 外観
40BDRME52.2 F58 外観
40BDRME52.2 F58 外観
40BDRME52.2 F58 外観

特殊仕様の高置水槽への揚水ポンプとして使用できるユニットです。標準品との違いは圧力タンクが無い、高置水槽の水位によって運転、停止するなどの機能になっています。

銘板

40BDRME52.2 F58 銘板

銘板だけですと高置水槽仕様というのは判別ができません。改修工事の場合には外観、制御盤、制御盤内の形状を確認しつつ製造番号からメーカーへ問い合わせをかけ仕様の確認を行う必要があります。間違えて標準仕様を購入すると返品もできませんので大損することになります。このようなことがありますので個人で商品手配する場合は注意が必要です。

制御盤

KP511 操作パネル

荏原 KP511 操作パネル
荏原 KP511 操作パネル

ボタンも少なく見やすく操作しやすいパネルです。通常は

  • 運転選択:No.1、No.2、自動 が点灯
  • 運転・停止スイッチ:運転

これだけです。止めるときは運転・停止スイッチを停止にします。
以前は液晶表示の操作パネルでしたがリニューアルしています。こちらの新しい方が操作も見やすさも格段に良くなっていると思います。

制御盤内

40BDRME52.2 F58 制御盤内
40BDRME52.2 F58 制御盤内

標準品は制御基板は1枚ですが、特殊仕様により標準基板が変更となり追加基板が2枚追加されています。弊社により追加で右下のリレーを設置しています。電源遮断時に外部警報がでるようにしています。

KP500F

40BDRME52.2 F58 制御盤内
40BDRME52.2 F58 制御盤内

メイン基板はKP500Fです。こちらは基板がマイナーチェンジされていますが元々のKP500からは長い実績がある基板です。接続端子は下記の通りです。

  • B1 ポンプ運転
  • B2 ポンプ故障
  • B3 受水槽満水
  • B4 受水槽減水・渇水
  • BCM コモン
  • NC Non Connection(接続なし)
  • ACM 電磁弁コモン
  • A1 電磁弁

KP507A

荏原 KP507A 外部警報追加基板
荏原 KP507A 外部警報追加基板

高置水槽用の外部警報線を接続する基板KP507Aです。警報接続端子は下記の通りです。

  • NC Non Connection(接続なし)
  • B7 高置水槽減水
  • B6 高置水槽満水
  • BCM コモン

KP510

荏原 KP510 高置水槽 水位電極基板
荏原 KP510 高置水槽 水位電極基板

高置水槽の水位電極を接続する基板KP510です。接続はそれぞれ下記の通り

  • E21 満水
  • E22 停止
  • E23 運転
  • E24 減水
  • E25 コモン

エラーコード

40BDRME52.2 F58 エラーコード一覧
40BDRME52.2 F58 エラーコード一覧

制御盤の上にエラーコード一覧表が貼付されています。故障時はエラーコードの読み取りと警報内容を作業員にお伝えください。*マークのところには1か2の数字が入ります。それぞれ1号機、2号機の意味です。

まとめ

フレッシャーLink機能が付いていますのでスマートフォンAndloidにアプリを入れNFC通信でデーターの読み取りが可能です。

ポンプと同時に制御盤を更新できるユニットです。ポンプが古い場合に制御盤も古いことが多いかと思います。制御盤が古い場合にも不具合が発生しますのでまるごと一新でき今後の運用も安心です。
制御盤、ポンプ、配管を個別に工事するよりも安く施工できますのでこの方法はかなりお勧めです。場所により施工できないor 費用が高くなる場合もありますので都度ご相談ください。

参考リンク先

画像ギャラリー


google 広告