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マグネットスイッチの仕組み 富士電機 SW-03 SC-03編

※弊社ではマグネットスイッチのみの販売・交換は行っておりません。
ポンプで使用される、マグネットスイッチの古いものを取り外しましたので分解してみました。

メーカー名
富士電機
機種
SW-03

サーマルスイッチTR-0Nは別途紹介としますので、本記事では、電磁接触器 SC-03を紹介します。
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減圧式 逆流防止器 WATTSワッツ 009M2 RP

直結増圧給水ポンプに付属する逆流防止器について、古い逆流防止器を分解しました。
※弊社では部品の交換のみは行っておりませんのでご了承ください。

外観

本体

逆流防止器 本体
水は左から右へ流れます。

銘板

銘板 WATTS 009M2
WATTS社製 009M2 1 1/2″ RP

排水口

底 排水口
底面に排水口があります。逆止弁が故障した場合にここから水が排出され、水源に逆流するのを防止します。

排水口
排水口には排水弁の弁体が見えます。古くなると固着する場合があります。

テストコック

第2テストコック 第3テストコック
第2テストコック 第3テストコック

第4テストコック
第4テストコック

上記の3つのテストコックを使用し、第1逆止弁、第2逆止弁、差圧逃し弁のテストを行います。不良の場合は各弁の交換になります。
第1テストコックが無いわけではなく、逆流防止器の流入側にあるバルブに第1テストコックがあります。

逆止弁 差圧逃し弁

逆流防止器
この蓋を取り外すと部品の交換が可能です。

差圧逃し弁と蓋
蓋と差圧逃し弁を取り外します。

差圧逃し弁

差圧逃し弁 ダイヤフラム
通常はダイヤフラムの上側の方が圧が高いため、下側に押され、排水口は閉じています。何らかの不具合で上側の圧が下側より弱まるとバネの力で排水口が開きます。
点検表に記載される逃し弁の記載では差圧(ダイヤフラムの上下での差圧)が14kPa(0.14kgf/cm2)以上で排水することと決まっています。

リテーナ―
蓋 差圧逃し弁を取り外したところ。
中央の部品がリテーナです。第1逆止弁、第2逆止弁を固定しています。

リテーナ 逆止弁取外し
リテーナ―を引抜き第1逆止弁 第2逆止弁を取り外します。リテーナは割れる場合もありますので同時に交換します。

逆止弁 差圧逃し弁

差圧逃し弁 第1逆止弁 第2逆止弁
これらのパーツで構成されています。
水は左から右に流れます。

第1逆止弁 第2逆止弁

第2逆止弁
逆止弁はこのような感じで開きます。

第1逆止弁 第2逆止弁

第1逆止弁 第2逆止弁

給水源側の第1逆止弁(写真左)供給先の第2逆止弁(写真右)です。赤いバネの第1逆止弁の方がスプリングレートが高い(バネが固い)です。
点検表に記載されるそれぞれの逆止弁差圧が何kPaで記載されますが、弁体に漏れがあると差圧がなくなります。

第2逆止弁 蓋を止めている爪

逆止弁の蓋はこのように爪で引っかけて止めてますので、手で回すと分解することができます。

第2逆止弁

パッキンも含めバラバラにできます。

第2逆止弁 部品構成

差圧逃し弁

差圧逃し弁

差圧逃し弁 部品構成

差圧逃し弁もこのように全てバラバラにできます。封水している受け側の部品(写真右のシルバーの部品)も本体から取り外せるのが面白いなと思います。

どちらにしてもバラバラに分解しての交換はせず、第1逆止弁・第2逆止弁・差圧逃し弁・リテーナごと交換するのが一般的かと思います。

分解方法

WATTS社のyoutube紹介ページがありましたのでこちらに紹介いたします。

まとめ

このように中の部品は樹脂、ゴム、バネなどで構成されます。古くなると動作が不調になり、排水口から常時水が漏れたりする場合もあります。
水道本管に汚染された水が逆流した場合は大きな事故となる場合もあります。
1年毎の点検や不調部品の交換など注意する必要があります。

※弊社では部品の交換のみは行っておりませんのでご了承ください。

下記ページもご参考ください。
逆流防止器の仕組み 株式会社アクア
https://pump-pro.acquainc.com/2010/03/watts009m.html

ナショナル PH-325WM5.4×2 1993年製

ナショナルの給水ポンプユニットPH-325WM5.4×2について

仕様

  • 3相 200V 50Hz
  • 屋内用
  • 19m~25m 175L/min~60L/min
  • 0.4kW ×2台
  • 並列交互運転

外観

正面
正面
斜め上面
斜め上面
右側面
電動機の上にある箱の赤いスイッチが焼損防止機リセットスイッチです。
右側面
背面
こちらがわに水槽からの配管がつながります。
背面

銘板

銘板

注意書き

制御盤 表面 注意書き

制御盤内注意書き

制御盤

通常は

  • 運転切替スイッチ:自動運転
  • 自動運転:並列交互

になっています。
操作パネル
電動機のON/OFFをトライアックによっておこなっています。(写真左側の4個の部品)
制御基板

結線図

結線図

補機類

交互運転用圧力スイッチ

0.25MPa以下になると運転を開始し0.28MPaになると停止します。
1台運転用圧力スイッチ

並列運転用圧力スイッチ

1台運転しても水圧が下がる場合に2台目が起動します。0.22MPa以下になると運転を開始し0.28MPaになると停止します。
2台運転用圧力スイッチ

圧力低下検知センサー

0.16Mpa以下になると水圧が上がらない異常状態と判断するようになっています。
圧力低下検知センサー

並列運転用スイッチ、圧力低下検出用スイッチ、圧力計

圧力スイッチと圧力計

焼損防止スイッチ

電動機が異常過熱した場合にスイッチが切れます。異常状態をなおした場合はスイッチを押して復帰させます。何度もスイッチが切れる場合はあきらかな故障ですので運転せずに修理を行ってください。事故につながる可能性があります。
焼損防止スイッチ
焼損防止スイッチカバー内
焼損防止スイッチ内

圧力タンク封入口と空気圧

圧力タンク

ポンプ

ポンプ吸込み側
ポンプ吸込側
ポンプ吐出し側(チェッキ弁)
吐出し側
吸込み側ケーシング裏面
外ケーシング
ガイドベーン
ガイドベーン
ガイドベーンを取外し
ガイドベーン取外し

ポンプ分解

分解時にポンプのボルトが噛みこんでしまっていたため折って外しました。
今回は壊すつもりで分解しているので問題ないですが、実際の修理は難しいように思います。

部品類は吸込み側が上を向けてあります。
ポンプ分解

部品類は電動機側を上に向けてあります。
ポンプ分解

ガイドベーンと羽根車

羽根車の幅が狭いです。
ガイドベーンと羽根車

メカニカルシール

メカニカルシール

総評

羽根車、ガイドベーンは全て樹脂製です。羽根車のスリットが狭いためか、他メーカーのものに比べ全揚程が大きいです。ですので交換する際は同じ電動機出力ですと、全揚程が足りなくなる場合もありますので確認が必要です。
この年代のものは修理できませんので更新をご検討ください。2008年4月に松下電工よりNationalポンプの製造販売事業をテラルが継承しています。
弊社では本ポンプユニットの部品の販売は行っておりません。