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増圧給水ポンプユニット 荏原製作所 40PNADJ3.7 に搭載されていたポンプです。
故障した個体を分解しました。
2000年製のポンプです。
コンテンツ
仕様
- 水量-揚程
- 90L/min-88.3m 300L/min-49.5m
- 出力
- 3.7kw
- 電圧
- 200V
- 定格電流
- 16.6A
- 回転数
- 7200min-1
永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor)を採用
本体
正面
左面
右面
下面(吸込側)
ポンプの吸込側、上に乗っかっている小さな穴がある部分はインバータ、モータの冷却水用の穴です。
コントローラ(インバータ)部
※高電圧注意
FRV-TC1
本体基板からの配線がCN1へ接続。CN2とコントローラを接続。CN3からNo2ポンプのCN1と接続
分解
コントローラ(インバータ)と冷却水熱交換器を取外し
ポンプ部分解
回転角センサ
メカニカルシール
取付状態
メカニカルシール
左側がポンプ側、右側が電動機側。写真では擦り合わさっている面をこちら向きに撮影してあります。
ゴム部分が溶けて傷んでいます。
取外し後
羽根車
考察
ポンプ内部が焦げのようなもので黒色になっていました。
あわせて、メカニカルシールのゴム部分が溶けているようでした。
通常はステンレスの色なので、ポンプ内部が締切運転などで過熱されたものと想定します。
こうなってしまうとオーバーホールは難しいと思います。
※新機種が出ているため本機種は製造中止となっています。
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