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荏原製作所のフレッシャー3100シリーズがBN-MDよりBN-MEの新型になりました。
2015年4月から発売される商品について、省エネ法改正によりトップランナー基準による電動機IE3に規制されます。その規制に先行し、高効率モータを搭載した商品となりました。
コンテンツ
ラインナップ
運転形 | 電源 | 機名 |
---|---|---|
単独交互運転形 | 単相200V | 25BNAME0.4SA |
32BNAME0.4SA | ||
32BNAME0.75SA | ||
32BNAME1.1SC | ||
32BNAME1.1SD | ||
40BNAME1.1SA | ||
40BNAME1.5SA | ||
三相200V | 25BNAME0.4A | |
32BNAME0.4A | ||
32BNAME0.75A | ||
32BNAME1.1C | ||
32BNAME1.1D | ||
40BNAME1.1A | ||
40BNAME1.5A | ||
40BNAME2.2A | ||
40BNAME3.7A | ||
40BNAME5.5A | ||
40BNAME5.5B | ||
50BNAME2.2A | ||
50BNAME3.7A | ||
50BNAME5.5A | ||
50BNAME5.5B | ||
50BNAME7.5A | ||
50BNAME7.5B | ||
65BNAME3.7 | ||
65BNAME5.5 | ||
65BNAME7.5A | ||
65BNAME7.5B | ||
並列交互運転形 | 単相200V | 25BNBME0.4SA |
32BNBME0.4SA | ||
32BNBME0.75SA | ||
32BNBME1.1SC | ||
32BNBME1.1SD | ||
40BNBME1.1SA | ||
40BNBME1.5SA | ||
三相200V | 25BNBME0.4A | |
32BNBME0.4A | ||
32BNBME0.75A | ||
32BNBME1.1C | ||
32BNBME1.1D | ||
40BNBME1.1A | ||
40BNBME1.5A | ||
40BNBME2.2A | ||
40BNBME3.7A | ||
40BNBME5.5A | ||
40BNBME5.5B | ||
50BNBME2.2A | ||
50BNBME3.7A | ||
50BNBME5.5A | ||
50BNBME5.5B | ||
50BNBME7.5A | ||
50BNBME7.5B | ||
65BNBME3.7 | ||
65BNBME5.5 | ||
65BNBME7.5A | ||
65BNBME7.5B |
特徴
- ハイクラスの省エネタイプ
- 高効率ポンプ・モータの適用により優れた総合効率を達成しました。
- モータはIE3プレミアム効率モータを採用しました。
- 省エネ性・信頼性を追求した新型制御盤を搭載
- 新型制御盤は、省エネ運転モードを追加し約20%の消費電力削減を実現しました。
口径40A-2.2kW単独交互運転形の場合(BL運転パターン:戸数40戸・瞬間最大給水量225l/minの時の試算結果)
- 大きく見やすい7SEG表示とLED表示を駆使し視認性の向上を図りました。
- インバータ内(下部)に強制運転スイッチを設け、制御基板の故障時にインバータパネルでの運転が可能です。
資料より抜粋
MDPE型ポンプを採用
従来型のMDPD型からMDPE型になりました。ポンプ単体についても2014年度発売予定です。IE3プレミアム効率モータ搭載です。
万が一の故障時にも対応するためメンテナンス性を確保しています。
- インバータ故障時にも商用電源を直接モータに接続可能
- MDPA型と互換
- 軸受交換は従来通り現地にて可能
取付互換・メカニカルシール・Oリング・軸受等の消耗部品を共用化(一部例外あり)
Eモード運転
Eボタンを押すことにより、使用水量の少ない時間帯に、最低圧力可変制御、新小水量停止制御へと変更される制御でより省エネ運転が可能です。
強制運転スイッチ
インバータ内の「強制運転スイッチ」を入れる(OFFからONにする)とインバータでの手動運転(RUN/STOPキーによる運転/停止、上下キーによる加速/減速等)となります。並列交互運転形の場合はそれぞれのインバータにスイッチがあります。単独交互運転形の場合はスイッチは一つのインバータだけになります。
全揚程110mまで対応可能
従来の100mから110mに拡大されました。(40口径の7.5kW機種)
操作パネル
操作パネルを従来機種と比較しました。
写真左:従来機種 右:新機種
- 停止のLEDが廃止
- 減水と渇水のLEDが共用
- 運転停止の押しボタンが廃止
- 試験/自動とポンプ選択が共用
- 7SEG LED表示の内容がLEDで表示
- 省エネLEDおよびボタンが追加
- ポンプ選択・運転選択がまとまりました。
- 水槽選択キー及びLEDが追加
水槽選択と単独運転・交互運転の状態が一目で分かりやすく、操作もしやすくなりました。
制御基板
従来機種
新機種
電源基板とメイン基盤がひとまとまりになりました。
- 電源・ヒータ端子への結線時のスペースが広くなりました
- 外部出力・液面等の端子台配列を従来型より、見やすく・接続しやすくなりました
受水槽の満減水警報の外部出力コモン端子がひとつにまとまりました。
ポンプ運転・故障の外部出力が1,2号機個別が共通に変更、コモン端子がひとつにまとまりました。
コモン端子がまとまり施工しやすくなりました。地味ですがありがたいです。
まとめ
最低圧力可変制御、新小水量停止制御がどの程度水圧変動がでるのか気になるところです。32A口径など小口径機種になると40%以上の省エネとなるようです。定圧給水を導入している建物では導入コストが少し高くてもランニングコストを含めると省エネ・省コストとなりますので導入の際は是非ご検討ください。
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