「給水ポンプユニット」タグアーカイブ

荏原製作所 40BNAMD2.2Aへ交換工事 高置水槽撤去

マンションの給水ポンプ交換 工事事例

高置水槽方式の揚水ポンプを加圧給水ポンプユニットへ変更した事例です。

工事写真

工事前
極東機械製作所 M50-V-2
極東機械製作所(現テラル) M50-V-2 22年程度経過
工事後
荏原製作所 40BNAMD2.2A
荏原製作所 40BNAMD2.2A 設置

工事の所見

断水時間8時間 
揚水ポンプの異音、漏水などに伴い、屋上の高置水槽を使用しない加圧給水ポンプユニットへ変更しました。
基礎を広げ、事前に1台のポンプを撤去の上、給水ポンプユニットを設置。その後ポンプ室及び高置水槽での給水管を切替しました。
高置水槽方式では、最上階での水圧が弱く困っておりましたが、加圧給水ポンプユニットにより水圧を高めることができたため、
お風呂シャワーなど水圧不足が解消されました。

荏原製作所 40BNAMD2.2Aへの給水ポンプ交換

マンションの給水ポンプ交換 工事事例

工事写真

工事前
荏原製作所 40BDRMD52.2
荏原製作所 40BDRMD52.2 15年程度経過
工事後
荏原製作所 40BNAMD2.2A
荏原製作所 40BNAMD2.2A 設置

工事の所見

断水時間6時間 
定圧給水ポンプユニットからインバータ給水ポンプユニットへの変更により水圧の調整が可能となり、合わせて省エネなタイプとなりました。
ポンプの運転時と停止時の水圧変動も少ない為、マンションでは特にお勧めの機種です。
本機種の場合は配管を変更せずに入替が可能でした。

荏原製作所 40UIRMD52.2 給水ポンプ交換

給水ポンプ交換 工事事例

事務所ビルの給水ポンプ交換工事

工事写真

工事前
荏原製作所 40UIRMD52.2
荏原製作所 40UIRMD52.2 20年程度経過
工事後

荏原製作所 40BIRMD52.2A 設置

工事の所見

断水時間8時間 地下受水槽室設置、ポンプ設置場所までの経路が狭くポンプユニットを分解搬入としました。
配管腐食により工事中に損傷したため、その部位の配管の更新も同時に行いました。

岩谷ポンプ VSTD1502の給水ポンプ交換

給水ポンプ交換 工事事例

マンションの給水ポンプ交換工事

工事写真

工事前
岩谷ポンプ VSTD1502
岩谷ポンプ VSTD1502 17年程度経過 ポンプ軸からの漏水、ポンプ異音大
工事後
荏原製作所 32BNAMD51.1A
荏原製作所 32BNAMD1.1D 設置

配管内の閉塞

配管内閉塞状況
配管内閉塞状況
配管の種類によるのですが、経年経過で錆こぶが大きくなり配管内が狭くなってしまいますので、ポンプ交換と同時にできる範囲での配管の更新も検討すると良いでしょう。

工事の所見

断水時間8時間 閉塞のあった配管については更新しました。
インバータ給水ポンプユニットにより省エネになりました。起動時もゆっくり回転し始めるので静かになりました。

テラル NX-65PCL401-51.1W 給水ポンプユニット

テラルの給水ポンプユニットNX-PCL型を紹介します。
テラルNX-65PCL401-51.1

特徴

  • ポンプ毎の運転時間、積算起動回数が表示できます。
  • 警報履歴が(過去5回分)表示できます。
  • 受水槽2槽式回路、流入電磁弁回路、電極棒5P回路は標準装備
  • 連続運転防止機能搭載
  • 運転時間均一化制御機能
  • バックアップ運転、リトライ機能装備
  • 制御盤メンテナンス性向上
  • コンパクト設計

制御盤

操作パネル
テラルNX-65PCL401-51.1 操作パネル
写真ではE006の警報(頻度異常)表示が出ています。

操作説明
テラルNX-65PCL401-51.1 操作説明 警報番号
テラルに限らずプッシュボタンの操作は直感的には操作が分かりにくいのが難点です。

制御盤銘板
テラルBQNXF-2W-1.1/1

表面のパネルを開けたところ
テラルNX-65PCL401-51.1 制御盤内
三菱電機のS-N10型マグネットスイッチと接続端子しかありません。とてもすっきりしています。

蓋側には結線図がついています
テラルNX-65PCL401-51.1 制御盤内 配線接続図
大きく記載されて判読しやすいです。

結線図を外すと制御基板があります。
テラルNX-65PCL401-51.1 制御基板
制御基板はメイン基盤と、操作部の基盤だけというシンプルな構成となっています。

電動機

テラル UNX401-51.1 電動機

補機類

PRAバルブ
テラルNX-65PCL401-51.1 PRAバルブ
緩衝型逆止弁、フロースイッチを内蔵しています。本体は樹脂製です。

テラルNX-65PCL401-51.1 PRAバルブ 戻り配管
減圧弁の戻り配管はポンプの吸込み側に接続されています。

TJバルブと圧力発信器
テラルNX-65PCL401-51.1 TJバルブ 圧力発信器
給水ユニットの吐出し側と圧力タンクを結ぶ配管の写真です。TJバルブは圧力タンクの封入圧を確認する際、TJバルブで切り替え水抜きを行いタンク内の空気圧を測定します。TJバルブには10mm(3/8B)のホースが接続可能です。

テラルNX-65PCL401-51.1 ポンプ吐出し側 圧力発信機
交互並列運転仕様の場合は、No.1ポンプ吐出し側に圧力発信器2が付いています。

ポンプユニット銘板
テラルNX-65PCL401-51.1給水ポンプユニット銘板
ポンプユニットのベースに貼付されています。

荏原製作所 エバラフレッシャー3100 制御盤 2012年製

エバラ フレッシャー3100の制御盤の説明を記載します。

制御盤型式
IBTF22.2
電源
3相 200V
出力
2.2kW×2
製造
2012年

外観

正面

制御盤本体は焼付の鋼板でしっかりした作りです。
正面より
正面
受水槽切換え方法について
受水槽切換え方法について
運転方法について
運転操作方法について
操作パネルと エラーコード一覧表
操作パネル エラーコード一覧表
操作パネルはシンプルです。

LEDによる4ケタ表示(電流値などの表示)+1ケタ表示(ポンプ号機表示)
工事中はパネルのスライドスイッチで運転不可とします。通常は運転可です。

通常時は

  • 「自動」が点灯
  • NO.1、No.2の「運転」が点滅(運転待機中)もしくは点灯(運転中)

です。
「停止」が点灯している場合は該当するポンプは運転がかかりません、「停止」が点滅の場合は故障ですので注意が必要です。
隣には異常時のエラーコード一覧が記載されています。写真は制御盤更新用のものなので、すべての方式毎のエラーコード一覧表が記載されています。

側面 背面

右側
制御盤 右側
左側
制御盤 左側
背面
制御盤 背面
インバータ冷却部
インバータ冷却フィン
銘板
制御盤 銘板

注記 制御盤取扱上のご注意
注記 制御盤取扱上のご注意

制御盤内部

手回しできるねじを外すと内部を見ることができます。
前面パネル取外し

漏電ブレーカ

漏電ブレーカ EW50AFC

インバータ

インバータ 富士電機 FRENIC-Mini
運転中はポンプの電源周波数値を40.00~60.00Hz付近の値で表示します。
ブレーカが落ちている場合はインバータに数値がでず、盤面に*E07表示(インバータ通信エラー。*はポンプの号機)として表示されます。

電源接続用の端子

電源端子台

操作電源スイッチとヒューズ

制御電源スイッチ ヒューズ

ACリアクトル

写真は2.2kw*2。高調波を抑制し力率改善を行うためにあります。
ACリアクトル

ノイズフィルター

ノイズフィルター

電源基板

FR3-POW1
EBARA FR3-POW1 電源基板
EBARA FR3-POW1 電源基板

電源基板

FR3-POW こちらは別の制御盤についていたバージョン違いの基板
電源基板 FR3-POW

CPU&液面基板

FR3-MN1
EBARA CPU&液面基板とI/O基板
EBARA FR3-MN1 CPU&液面基板

I/O基板

FR3-I/O
EBARA FR3-I/O I/O基板
EBARA FR3-I/O I/O基板

端子台

端子台
制御基板にある各種端子台。

左下のA1~A6、B9~B14端子は電動機関連の運転と故障表示用端子

右下のFG,R,Sは電源基板と接続、CV~RRは流入電磁弁関連 B1~B8は水槽水位警報関連
電磁弁用の回路を給水ポンプユニットに内蔵となっています。

右上のE11~E43までは水槽の電極関連のもの

操作表示基板

操作表示基板 裏面

制御盤配線図

制御盤配線図