2019年12月発売予定のエバラフレッシャー3100 NEO (BN-MG型)を紹介します。
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荏原製作所 BVN-40S フレッシャー1300の逆止弁と減圧弁
荏原製作所 エバラフレッシャー3100 制御盤 2012年製
エバラ フレッシャー3100の制御盤の説明を記載します。
- 制御盤型式
- IBTF22.2
- 電源
- 3相 200V
- 出力
- 2.2kW×2
- 製造
- 2012年
外観
正面
制御盤本体は焼付の鋼板でしっかりした作りです。
正面より
受水槽切換え方法について
運転方法について
操作パネルと エラーコード一覧表
操作パネルはシンプルです。
LEDによる4ケタ表示(電流値などの表示)+1ケタ表示(ポンプ号機表示)
工事中はパネルのスライドスイッチで運転不可とします。通常は運転可です。
通常時は
- 「自動」が点灯
- NO.1、No.2の「運転」が点滅(運転待機中)もしくは点灯(運転中)
です。
「停止」が点灯している場合は該当するポンプは運転がかかりません、「停止」が点滅の場合は故障ですので注意が必要です。
隣には異常時のエラーコード一覧が記載されています。写真は制御盤更新用のものなので、すべての方式毎のエラーコード一覧表が記載されています。
側面 背面
制御盤内部
漏電ブレーカ
インバータ
運転中はポンプの電源周波数値を40.00~60.00Hz付近の値で表示します。
ブレーカが落ちている場合はインバータに数値がでず、盤面に*E07表示(インバータ通信エラー。*はポンプの号機)として表示されます。
電源接続用の端子
操作電源スイッチとヒューズ
ACリアクトル
写真は2.2kw*2。高調波を抑制し力率改善を行うためにあります。
ノイズフィルター
電源基板
電源基板
FR3-POW こちらは別の制御盤についていたバージョン違いの基板
CPU&液面基板
I/O基板
端子台
左下のA1~A6、B9~B14端子は電動機関連の運転と故障表示用端子
右下のFG,R,Sは電源基板と接続、CV~RRは流入電磁弁関連 B1~B8は水槽水位警報関連
電磁弁用の回路を給水ポンプユニットに内蔵となっています。
右上のE11~E43までは水槽の電極関連のもの
操作表示基板
制御盤配線図
エバラ給水ポンプ フレッシャー1000 ラインナップ
荏原製作所 エバラフレッシャー1000 制御盤 2011年製
荏原製作所の給水ポンプユニットフレッシャー1000の3.7kW用の制御盤IRLM23.7です。
上部には操作上の注意、エラーコードなどが記載されています。
背面には制御盤の型番が書いてあります。
手前下方のねじを緩めて両側の爪を浮かせながら手前に引っ張るとカバーは取外しできます。
RST端子の裏側には制御用の電圧変換トランスがあります。
制御基板の裏側には電磁接触器(春日電機:MUF-18)、その下にCT(カレントトランス:電流値測定用)があります。
特殊仕様でSSC(ソリッドステートコンタクタ)も選択できます。
操作パネルを固定している4本のねじを外し、端子から配線を引抜くと、操作表示パネル(KP521)を取り外せます。
警報用のブザーがついてます。
KP521を取り外すと基板(KP520)があります。これが制御基板です。
下側には左からヒーター用電源端子、制御盤の主電源ON/OFFスイッチ、上段が警報端子、下段が水位電極端子です。
上部中央には強制運転スイッチがあります。
制御盤の故障により表面のスイッチで運転がかけられない場合はこれを強制にします。
No.1ポンプの強制運転ができます。
コネクタは圧力センサー、流量センサー、温度センサーなどが配線されます。
通常はスイッチを下向きの「通常」にセットしています。