「よくあるQ&A」カテゴリーアーカイブ

修理見積りに壊れていない部品も含まれていました。

給水ポンプは消耗部品の塊です。常に水に触れている部分も多く、壊れた場合は断水になる可能性も大きい為、
ある程度の経年数を経ていれば交換をお勧めいたします。
圧力タンク・圧力スイッチ・減圧弁など目視では劣化状況を確認できませんので、修理の際はいっしょに交換をお勧めしております。
技術者の考えによっては交換しなくても可と判断される場合があります。しかしながら、今は壊れていない劣化している部品が明日壊れるのか半年後に壊れるのか判断するのは難しいことです。
どうしても、交換したくない場合はその旨を相談しましょう。
荏原製作所 80MS55.5

給水ポンプユニットの場合はこちらのページをご参照ください。
給水ポンプユニットの耐用年数
15年以上経過した給水ポンプユニットを安く修理したい

水中ポンプの修理は可能ですか?

質問 水中ポンプが故障した際、修理はできますか?

水中ポンプのオーバーホールは可能ですが、検討いただきたい事項があります。

水中ポンプの修理について検討事項

ポンプの取付・取外し時の手間の費用を見込む。

修理の際は、搬出時、搬入時と2度の水槽内水抜きが必要です。工場への輸送費も必要です。

修理中の予備機

修理するポンプは工場へ運びます。その後、見積り、修理など日数を要する為、仮設ポンプが必要か?検討しなければなりません。

修理費用

引き上げたポンプについては、修理の見積りをしますが、修理できない場合や高額の場合もあります。その場合でもそれまでの費用が全て無駄となります。

水中ポンプ修理に対するメリットとデメリットの相対表
修理の場合 修理見積後にキャンセルし新品交換の場合 交換の場合
メリット 新品の為、永く使用できる。
現状復帰までの時間 時間がかかる。 もっとも時間がかかる 短時間で済む
コスト 安価にすむ場合があるが高額になる可能性もある。 もっとも高額である。 高額である。
コスト内容 取外費+工場搬送費+修理代+取付費 取外費+工場搬送費+修理見積り代+処分費+取付費+新規ポンプ代 取外費+処分費+新規ポンプ代+取付費
水槽内水抜き 2回 2回 1回
仮設ポンプ 長期必要 長期必要 短期必要(もしくは不要)

回答 金額と保証を考えると高額な機種に限ります

腐食が進んだ水中ポンプ
数十万円程度のポンプの場合は、経年劣化なども踏まえ、新規ポンプの導入をお勧めしております。
水中ポンプの場合は漏電の可能性がとても高く、電動機、ケーブル共、高い密閉性が求められます。そのため密閉性のテストなども行います。
それでも「修理後にまた故障した」「分解したけど新品以上に金額がかかる」ということが懸念されます。
本体価格が百万円を超えるような水中ポンプに関しては修理の検討も可能です。