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質問 給水ポンプの警報を遠隔で分かるようにするにはどうすれば?
給水ポンプが地下にあり日常では見ることができません。故障警報などが管理人室などで分かるようにするにはどうすればいいですか?
回答 外部警報端子と警報盤を利用します。
給水ポンプユニットには外部警報端子とよばれる端子が装備されています。
この端子は通常A接点とよばれる仕様になっており警報が鳴ると、コモン端子と対応の端子が導通するようになります。
これを利用して、コモン端子(写真のA2、図のBCM)に電源をとり、ブザーを対応した警報端子(写真のA5~、図のB1~)に接続し、ブザーと電源を接続し回路を構成します。
こうすることで警報を離れたところで鳴らすことが可能です。
警備会社による24時間監視システムも同様な方法を用い監視しています。
警報盤は室内であればこちらのものが安くてお勧めです。
河村電器 ARM 1N
http://www.kawamura.co.jp/catalog/index05.php?category=TYPE-ARM-P&mode=sch
ARM 1N端子 | – | 制御盤 端子 |
---|---|---|
C | – | 共通・コモン |
1 | – | B1 |
上記のように2本でつなげばOKです。制御盤側でB1・B2などすべて端子を配線で渡らせれば、どの警報が鳴っても外部警報盤の入力が1つでも鳴らすことが可能です。
警報盤の種類によっては配線にAC200Vの電圧がかかっている場合もありますので工事については注意が必要です。
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