今回取り上げるのはサギノミヤ(http://www.saginomiya.co.jp)の「SNS-C106」という商品です。
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ナショナルの圧力スイッチを分解してみた
手元に古いナショナルの給水ユニットの圧力スイッチがあったので見てみましょう。
圧力スイッチで有名なのはサギノミヤ(http://www.saginomiya.co.jp)ですが今回はナショナルです。
圧力スイッチというのは
- 居住者が水を使用する。(蛇口を開ける)
- 配管内の水圧が下がる。
- 圧力スイッチON
- ポンプ起動
- 居住者が水を止める。(蛇口を閉める)
- 配管内の圧力が上がる。(ポンプが動いている為)
- 圧力スイッチOFF
- ポンプ停止
- 1に戻る
と簡単に書くとこんなことをしてます。(実際には停止時にタイマーやフローセンサー等を組み合わせた制御をしています。)
これがナショナル製圧力スイッチです。圧力が2.5kgf/cm2でスイッチONになって2.8kgf/cm2でスイッチOFFになります
と書いてあります。
写真1
写真2
これは裏面です(配管接続口)赤矢印の黒い部分(どうもゴムのようです)で圧力を検知しています。
カバーを取り外したところが次の写真
写真3
「1」のバネで圧力のON/OFF設定しているようです。「2」の部分に接点が見えます。この圧力スイッチはかなり痛んでいるようで、腐食がだいぶ進んでいます。
「3」の部分を外してみました
写真4
「写真2」の黒い部分が「1」を押し上げスイッチを動かしています。接点の部分を拡大したのが次の写真
写真5
「2」が動いて「1」と接触する事によりスイッチがONするようです。真っ黒に腐食してるのが確認できます。
この圧力スイッチは壊れていました。
経年劣化によって、圧力検知部が破損して、漏水する事があります。(この場合は吹き出るように漏水します)
漏水した場合は、漏水の応急処置ができる場合と出来ない場合があり、またポンプを動きっぱなしにしておくことでしか対処出来ないので、定期的な交換をお勧めしたい部品の一つといえます。