テラルの給水ポンプユニット形式がSX型からNX型へと変更になり
インバーター給水ポンプユニットもNX-VFC型へと一新されました。
メーカーのカタログを入手しましたので何が変わったか追っていきます
新型 NX-VFC
旧型 SX-VFC
外観上の大きな変更は制御盤の位置が変更になった点です。
またフロースイッチが付くことになりました。ポンプユニット比較で旧型と新型を比べてみます。
メーカー名/品番 | 重量(kg) | 奥行(mm) | 幅(mm) | 高さ(mm) | 最大給水量 (L/min) |
吐出揚程 設定範囲 (m) |
騒音値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
テラル 新型 NX-VFC502-2.2D |
97 | 662 | 560 | 575 | 380 | 18〜42 | 56 |
テラルキョクトウ 旧型 SX-VFC502-2.2D |
114 | 705 | 660 | 530 | 380 | 19〜36 | 56 |
エバラ 50BNAMD2.2A |
119 | 555 | 780 | 541 | 380 | 20〜31 | 56 |
川本製作所 KF2-50A2.2 |
141 | 535 | 910 | 520 | 360 | 20〜32 | 54 |
重量が大幅に減ってます。17kgの軽量化です。施工性が上がります。
また、高さが45mm高くなってます。幅と奥行きがその分小さくなっています。
設置場所として高さ制限がある現場が多いので、高さが高くなると使用できる現場が限定されるかもしれません。
他メーカーに比べテラルは高さが低かったので使用していた現場がありました。
吐出揚程の最大値が高くなっているのでポンプの能力も上がっていると思います。
また既存の基礎が小さい場合(たとえば600*600mm程度)はテラルしか載らないというような現場もあります。
個人的には制御盤の整備性があがっているのと、重量が軽くなっているのがうれしいところです。