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エバラ・川本製作所・テラルの給水ポンプ,水中ポンプの交換工事 専門
サーマルスイッチの仕組み

サーマルスイッチとはモーターが過負荷(回転が重くなること)になって焼きつくのを防止するスイッチです。
これは春日電機:MUF10-4、荏原の給水ポンプでよく使用されているマグネットスイッチです。
春日電機 MUF10-4 マグネットスイッチ
マグネットスイッチの下の部分(赤丸の部分)をサーマルスイッチといいます。

早速、取り外して分解してみてみます。
 
春日電機 サーマルスイッチ 分解1
モーターへの電気はAからB(写真では矢印が上向きですが、実際は奥に向かって)へ向かって流れます。
コイルに電流が流れることによって熱が出ます。
コイルの部分を拡大してみます
 
春日電機 サーマルスイッチ 分解2
このコイル部分の電流が増えると、熱が発生し、コイルが巻いてあるバイメタルが伸びて
下の板を矢印の方向に押します。
 
春日電機 サーマルスイッチ 分解3
すると、Cのラッチ部分が外れて

 
春日電機 サーマルスイッチ 分解4
Dの接点(スイッチ)が右から左に動いて、回路が切り替わります
この状態が「サーマルトリップ」または「サーマルが作動した」という状態です。
 
春日電機 サーマルスイッチ 分解5
通常はこのスイッチが沈んでいますが、

春日電機 サーマルスイッチ 分解6
サーマルスイッチが作動すると(過負荷になると)飛び出ます。
飛び出ているときは過負荷になったということです。このスイッチが飛び出ているかでON/OFFを判断します。
 
春日電機 サーマルスイッチ 分解7
このダイヤルで電流値を決めます。モーターの定格電流値+アルファ(ちょっとだけ)の値が良いでしょう。

この電流値以上流れるとサーマルスイッチが作動します
 
マグネットスイッチとサーマルスイッチの関係
サーマルスイッチはマグネットスイッチのON/OFFを制御している回路の途中に入っています。
サーマルスイッチが作動するとこの回路を切断させるので、マグネットスイッチがOFFになるというわけです。
 

サーマルスイッチが作動した場合に考えられるのはモーターの過負荷です。
ポンプの羽に異常があったり、軸受け(ベアリング)に異常があったりすると回転が重くなり(手で廻せない位になります)電流が大量に流れ(過電流・過負荷)、サーマルスイッチが作動します。こんなときは2台運転であれば、応急的に片側運転にして、すぐにポンプの修理もしくは交換をしましょう。
 

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