富士電機 インバータ

給水ポンプのインバータの節電


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家電製品の世界ではインバータはたくさん使用されています。冷蔵庫・洗濯機・エアコン・掃除機と、何でも付いてます。
ところで、インバータとはどんなものなのでしょうか?

インバータとは・・・簡単に言うと交流電流の周波数を可変できるものです。

東日本地域では電気の周波数は50Hzというのは皆さんご存知かと思いますが、
50Hzの電気をモーターに入れると一定の速度で回転します。
しかし、水の使用量が多くても少なくても一定の回転で廻すのは電気の無駄遣いだと思いませんか?
無駄使いなんです。

そこで、水の使用量に応じて周波数を可変させ(おおよぞ40Hz〜60Hz)電気を節約しましょうということで
インバーターを使用するわけです。最大で40%の節約になります。

給水ポンプ エバラ フレッシャー310 インバータ 富士電機
これがインバーターです。富士電機製7.5Kw用。表示のところには38.09Hzとなっていますので
今は給水量が少ない事が想定できます。
写真のものは、100世帯以上のマンションなど制御に使用されているものです。

ちなみにこの機種ではこまかな操作が出来ますので冷却ファンの稼働時間も見れます。

給水ポンプ エバラ フレッシャー310 インバータ 富士電機 液晶表示 
TFAN=12985h(25000h) 冷却ファンの使用時間が12985時間で交換推奨時間が25000時間ということになっています。
冷却ファンが壊れるとインバータの故障にもつながりますので注意が必要です。
さて話はそれましたが、効果として、インバータ分のイニシャルコストは後々に回収できるのかというと
30戸程度のマンションで3〜4年でインバータ増額分を回収できると思われます。
また、ポンプの回転数制御がより精密にできるので給水圧もより安定したものとなります。

もし、インバータ無しのモデルを使用している場合はインバータ制御のものに入れ替えることをお勧めします。

実際の省エネ効果の比較についてはこちらの記事が参考になります。
給水ポンプユニットの節電、省エネ


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