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加圧給水ポンプで自動交互運転のメリットは?

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質問 単独運転ポンプを交換するにあたり提案はありますか?

現在、単独運転のポンプを別々の棟向けに設置してあります。片側のポンプが故障したので交換したいのですが、どのような方法が考えられますか?

回答 自動交互運転タイプをお勧めします

現在のシステムを図にするとこのような仕組みになっています。

現状 単独運転

工事前 系統図

正常な片側も同じ年数が経過しており、近い時期に交換となることが想定されますので、自動交互運転のタイプを導入するのをお勧めします。

ご提案 自動交互運転

工事後 系統図

1台のユニットで2棟分の給水をまかないかつ、交互運転により寿命を延ばすことが可能です。いままでは、A棟、B棟同時に水を利用したときは、2台とも運転がかかりますが、この場合は、1台の運転で運用が可能です。

自動交互運転のメリット

  • ポンプ1台故障時に自動でもう1台のポンプの運転がかかる
  • 片側のポンプの故障した際、自動でもう片側のみのポンプ運転とすることができます。
    現状は故障の際、手動でバルブを開く作業をしなければいけません。

  • メンテナンス機能が豊富
  • 単独運転モデルではできない故障履歴や運転時間などを確認することができます。また過熱防止やチャタリング(ポンプの運転停止が頻繁に起こり機器の寿命を極端に縮めます)監視など故障の事前把握機能も優れています。

  • 寿命を延ばすことが可能
  • 運転時間数を減らすことができますので、消耗品(メカニカルシール・ベアリング・マグネットスイッチ)の寿命も延命できます。
    消耗品の圧力タンクも1個ですのでコスト削減可能です。

  • 省エネ
  • A棟・B棟同時使用時も、1台運転で給水可能ですのでその時の電気代が半分となります。またインバータ制御のモデルではさらに省エネが可能です。

  • システムの集約
  • 図の通り配線などが2台分必要だったものが集約されます。

自動交互運転のデメリット

  • 工事費がかかる
  • 単独ポンプを1台交換するよりは、配線の延長、既存配管・配線の撤去、組み換え、基礎の延長などが必要なため、工事費がかかります。ただ配管を結ぶだけではたりません。しかし単独ポンプを2台交換するのであれば、金額の差はほとんどありません。

  • 制御盤の故障や給水ポンプユニット入替時は断水
  • 制御盤を一つで運用しますので、制御盤の故障や修理、給水ポンプユニットの入替の際は断水となります。状況にもよりますがポンプ故障時は断水せずに修理が可能です。

総括

一般的には交互運転モデルを導入するのをお勧めしております。しかしながら導入コストをできるかぎり抑えたい場合などは既存と同じように導入する場合もあります。
単独運転モデルは特別仕様としなければ水位警報がつきませんので安さだけで導入する場合は注意が必要です。

ちなみにですが、現状のままA/B棟をつないでいるバルブを開くとそれぞれのポンプが連動していないため、片側のみ運転となってしまったり、チャタリング(ポンプの運転停止が頻繁に起こること)を起こしたりしと、故障の原因となる可能性がありますので通常は閉めて運用してください。

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