荏原製作所 MMFA型 バレルドモータポンプ


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荏原製作所のバレルドモータポンプMMFA型を紹介します。

特徴

  1. 実装インバータによる8段階制御で省エネルギー運転が可能です。さらに、外部信号入力による自動可変速機構と故障信号出力を標準装備
  2. バレルドモータとインバータの併用で大幅なコンパクト化を実現しました。(当社比1/2~1/5)
  3. キャンドモータを採用しており、軸封がありません。そのため軸封からの液漏れの心配がなく、軸封のメンテナンスも不要です。
  4. 軸封からの液漏れがないのでポンプまわりを清潔に保てます。また接液部は主にステンレスを採用しており、赤水の心配がありません。
  5. バレルドモータの採用と8段階制御の選択で静音優先の運転もできます

ラインナップ

口径(mm) 機名 吐出し量(L/min) 全揚程(m)
32 32MMFA0.9 140 19.5
32MMFA01.25 140 29.0
32MMFA01.6 125 38.5
32MMFA02.2 112 56.0
40 40MMFA01.25 225 17.5
40MMFA01.8 225 27.5
40MMFA02.5 200 37.0
40MMFA03.2 170 58.0
40MMFA04.5 240 57.0
50 50MMFA1.8 360 18.0
50MMFA03.2A 360 32.0
50MMFA03.2 320 37.0
50MMFA05.6 360 57.0
65 65MMFA02.5 500 18.0
65MMFA03.6 700 17.5
65MMFA04.5 560 29.0
65MMFA05.0 450 42.0
65MMFA07.1 630 41.0
65MMFA09.0 500 62.0
80 80MMFA05.0 900 19.5
80MMFA06.3 750 29.0
80MMFA09.0 1000 32.0
80MMFA010 1000 40.0
80MMFA012.5 700 64.0
100 100MMFA07.1 1250 20.5
100MMFA09.0 1400 27.0
100MMFA012.5 1500 34.0

外観

100MMFA09.0 外観
写真は100MMFA09.0です。

ポンプに流れる水によりモータとインバータの冷却を行い、かつ軸受を保護します。

ポンプ吸込み側
ポンプ吸込み側

ポンプ吐出し側
ポンプ吐出し側

銘板
銘板

注意書き
注意書き
本ポンプは精密なため、エアーや配管切りくずなどが混入すると故障となることがあります。そのため運転前の確認、調整は十分に行ってください。
急激な温度変化を避けるため外気温と水温の差が30℃以上ある場合は20分程度の時間をかけ注水してください。

回転速度調整つまみ

調整つまみ用キャップを取り外したところ。
上面 キャップ取外し
インバータが結露しないようにケース内にシリカゲル(防湿剤)が入っています。回転数を調整しない場合はキャップを閉め密閉しておく必要があります。

回転数調整つまみ
回転数調整つまみ
つまみは0で停止、数値が大きくなるに従い回転数が高くなり8が最高速度です。

つまみ位置
つまみNo. 出力周波数(%)
8 100
7 95
6 90
5 85
4 80
3 75
2 71
1 67
0 停止

TRIP表示

異常状態になった際、TRIPランプが点滅しポンプが停止します。電源を切るとランプも消えてしまいますので、電源を落とす前にTRIPランプの点滅回数の確認が必要です。

TRIP理由
TRIPランプ点滅回数 原因
1 異常高電圧
2 異常低電圧
3 過電流、短絡、インバータ過熱
4 過電流
5 液温異常上昇
10 インバータ内部異常過熱

詳細については取扱説明書で確認してください。

羽根車

羽根車
羽根車はクローズドタイプです。羽根車とケーシングのクリアランスも狭く高効率を実現しています。
軸受には滑り軸受けを採用し高寿命化を図っています。


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